岐大新聞

[岐大新聞6号]
増える学生起業家 岐大でも


この記事は2020年1月15日に発行された岐大新聞に掲載されたものであり,記事の情報は当時のものです.

 

 近年、岐阜大学では「大学発ベンチャー」「起業家」の創出に向けた取り組みが積極的に行われている。

 世界各国における起業の活発さを示す起業活動率は、日本が約5%。米国の約12%、中国の約10%と比較すると、日本の起業活動率の低さが見て取れる。日経ビジネスの2018年10月における「全企業に占めるスタートアップ(創業十年以内の企業)の比率」ランキングでは岐阜県は全国最下位であった。

 そんな中2017年に、文科省の次世代アントレプレナー育成事業(起業家育成事業)に岐阜大学が協働している「Tongaliプロジェクト」が採択された。同プロジェクトは、東海地区を拠点に、地域経済活性・新産業創出を目的とし、名古屋大学、岐阜大学、名古屋工業大学、三重大学、豊橋技術科学大学の5大学が連携してアントレプレナーシップ教育を協働運営しているプロジェクト。活動拠点の提供や活動支援金の援助、起業に必要な情報の発信など活動は多岐にわたり、起業家マインドの育成から起業実践までの教育・支援を行っている。昨年は、名古屋大学でアイデアピッチやTongaliスクールなどが開催され、同スクールの様子が岐阜大学内でもライブ中継されるなど、学生が気軽に参加できる形態となっている。岐阜県でも同プロジェクトを通じ、起業家応援セミナーやビジネスコンテストなどを開催。今年も既にDemoDay2020やTongaliスクール(開催予定)など様々なイベントが企画されている。

近年、岐阜大学から企業した学生発べンチャーは3つ、ビジネスコンテストでは工学部学生が審査員特別賞を受賞するなどその取り組みは活気づくばかりだ。

 起業家育成の取り組みが強化されている今が、大学で学んだ専門知識や秘めたアイデアを活かすことのできる絶好の機会ではないだろうか。

 

 

『How do』 とは

正式名称:岐阜大学生新聞 How do

読み方:ハウドゥー

 岐阜大学の学生に役立つ情報を発信していく学生団体。2019年3月設立。イメージカラーは緑🍀。メンバーは7人(2020年2月17日現在)。名前の由来は、「報道」と「How do ~ ?(どうやってや挨拶の意)」をかけたもの。私たち学生記者が、学生の目線で考えた問題を調査・執筆・編集し、新聞として提供します。

 活動の中心は、毎月15日(前後)に新聞を発行することですが、「メディア」や「ジャーナリズム」の役割の理解を深めていくことも目標にしています。今後は皆さんの掲示板としての役割もはたすべく、寄稿欄や広告欄も拡大していきます。皆さんに役立つメディアを目指します。

 

「How do」代表より

意見がある、不満がある、好奇心がある。ほしい情報がない、書く場がない、一人ではできない。その思いを抱えてきた学生さん、一緒に新聞を作っていきませんか?

 

実際の新聞を読む(pdf)

岐大新聞 How do 連絡先 gifuuni.howdo@gmail.com

 

編集・発行 岐大新聞 How do

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